先日、言わずと知れたクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」にて、プロクラウドワーカーに認定されました。
それほどクラウドワークスで仕事もしていなかったので少々驚いたのですが、2017年12月に改定された認定基準を見てみると、気づいたことがありました。
私の実例を踏まえながら、どのように仕事をこなしていくとプロクラウドワーカーになれるのか、お伝えします。
プロクラウドワーカーとは
概要
さて、そもそもプロクラウドワーカーとはなんぞやという話なんですが、クラウドワークスによると
プロクラウドワーカーとは、全クラウドワーカーの中から
定められた基準を満たした人だけを選抜した、仕事能力の高いプロフェッショナル集団です。
プロクラウドワーカーになると、仕事が集まりやすいため、収入向上も期待できます。
クライアント様は、厳選された信頼性の高いプロクラウドワーカーにお仕事を依頼することができます。
ということみたいです。
つまるところ、クラウドワークスで仕事を受託している人の中から、クラウドワークスが公式に認定した「プロの仕事人」です。
デザイナー部門、エンジニア部門、ライター部門、ビジネス部門の4部門に大別されており、私の場合はエンジニア部門です。
認定されるメリット
認定されるとどんないいことがあるの?ということですが、主に4点あるようです。
- クラウドワークス上のプロフィールに、「プロクラウドワーカーマーク」の表示
- プロクラウドワーカーだけを集めた専用ページに掲載
- クラウドワークスオススメの案件を優先して紹介
- クラウドワークスのメルマガやサイトなどで、取り上げられることがある
つまり、信頼性をある程度アピールできると同時に、露出が増え、仕事を受注できる可能性が高くなるということですね。
認定基準から見えてくるプロになるコツ
2017年12月からの新認定基準
プロクラウドワーカーの認定基準は、2017年12月に改定されており、以下のようになっています。
- 納品完了率90%(過去1年間)
- 総合評価4.8以上(過去累計)
- 獲得報酬額 月間200位以内(エンジニアの場合は100位以内、過去1年間で1回以上)
- スカウト数5回以上(過去1年間)
- コミュニケーション評価4.8以上
- プロフィール&自己PR 入力済み
確認してみると、私の場合は
- 100%
- 5.0
- 1番多い月で10万円弱
- 10回以上
- 5.0
- 入力済み
という感じでした。報酬額についてはよくわかりませんが、100位以内に一度は入ったということのようです。
それぞれ、どのようにすれば満たせるのか見ていきましょう。
納品率90%(過去1年間)
これはすなわち、「仕事を途中で投げ出さない」ということです。プロとして、一度受託した仕事は最後までやり遂げるということですね。
当たり前のことではあるのですが、言うは易く行うは難しです。この条件をこなすポイントは仕事を選ぶということ。選ぶとはどういうことかというと、
- 自分の能力から大きく外れた仕事は受託しない
- 納期がギリギリになる仕事は受託しない
- 契約時点で仕様を確定できない仕事は受託しない
ということです。
また、言葉は悪いのですがブラックな案件に引っかからないようにしましょう。正直なところ、劣悪な案件が多く存在します。仕様を確定する前にとにかく契約しようとしてくるクライアントや、納期が近すぎる案件は要注意です。気をつけましょう。
その上で、契約後は 責任を持ってやり遂げましょう。
総合評価4.8以上、コミュニケーション評価4.8以上
これは 真摯に仕事をする の一言に尽きると思うのですが、私が特に気をつけていることを挙げてみようと思います。
- 進捗をコンスタントに報告
- 問い合わせがあった場合、極力24時間以内には返信
- 仕事を進める上で疑問が生じた場合は、すぐにクライアントに質問
- 丁寧な説明と言葉遣い
要するに、こまめに、丁寧に ということです。言われてみれば当たり前なのですが、以外ときっちりこなすのは難しいものです。毎日、連絡をとる時間を決めておくと良いでしょう。
また、意外と気付きにくいのが言葉の選びかた。自分でそのつもりはなくても、相手からは悪い印象を受けることがあります。 最悪、どう受け取れるのか くらいの目線で確認してから文章を送ると良いですね。
獲得報酬額 月間200位以内
これは正直なんとも言えないのですが、私の場合月10万円程度でエンジニア部門100位以内になったようです。エンジニアのみ200位以内ではなく100位以内なのは、絶対数が少ないことが要因となっているようですが、このような調整が入っていることを考えると、ほかの部門でも基準はそれほど変わらないのではないでしょうか。
エンジニアの場合、単価が比較的高いこともあるので、他部門であれば月10万円程度の実績を積めば200位以内に入れるのではないでしょうか。
過去1年で1度でも200位以内に入れば良いので、がっつり頑張る月 をつくるのがオススメです。
スカウト数5回以上
これは明確にコツがあるのですが、プロフィールにできる仕事をできるだけ書く ことです。私はエンジニア部門での認定ですが、スカウトメッセージがきているのは実は「ライティングの案件」の方が多めです。
過去にライティング経験があったので、こちらの実績等々をプロフィールに書いておいたのですが、こちらからお問い合わせくださる方が多いようです。
クラウドワークスには、職種・スキルや経歴を表示できる欄があるので、できるだけ埋めておきましょう。
プロフィール&自己PR入力済み
そのまんまです。書きましょう。
プロクラウドワーカーに認定されるコツまとめ
まとめると、以下のようになります。
- 仕事を選ぶ
- こまめに、丁寧にコミュニケーションする
- 頑張る月をつくる
- プロフィールにできる仕事をできるだけ書く
やるべきことをやっていれば難しい基準ではありません。
プロクラウドワーカーに認定されて損はないので、クラウドワークスを利用する方は頑張ってみましょう。
最後に、私のプロフィールページを参考に載せておきます。
ひとこと
プロクラウドワーカーの認定基準は、フリーランスとして働くならあたり前にこなしていきたいものばかりでした。報酬額については、どれほどクラウドワークスを利用するかによりますが、他の基準はしっかり満たしていきたいところ。
フリーランスにこれからなろうという方や、フリーランスになったばかりの方にとっては良い目標になるかもしれません。真摯に仕事をして、ワーカーとクライアントの両者が幸せになれる取引を行っていきたいですね。