1. テンキーの有無が違う
2. 幅が違う
3. 方向キーやら右下のキーやらが違う

新型iMacが日本時間の6日に発表されたあと、こっそりMagic Keyboard(テンキー付き)がラインナップに追加されました。当然テンキーの有無が従来型との違いになるわけですが、他にもちょこちょこ異なる点があるのでまとめです。ちなみに今回は日本語版。もしかしたらUS版も今後まとめてみるかも。

※実機レビューではありません

「テンキー付き」は「テンキーなし」より13.97cm長い

f:id:gaku2n:20170609234933p:plain

(テンキーなし)

f:id:gaku2n:20170609234958p:plain

(テンキー付き)

おそらく、テンキーの有無以外で最も顕著な違いはここでしょう。当たり前のことではありますが、テンキー付きモデルは、テンキー付きモデルより幅が長くなっています。

従来型の「テンキーなし」は27.9 cm。「テンキー付き」は41.87cmなので、13.97cm、つまり約14cm違うことになりますね。iPhone 7の高さが13.83cmなので、大体これくらい横幅が大きくなっています。

作業スペースは人それぞれだと思いますが、この微妙な長さの違いが気になる環境の方も少なくないはず。コンパクトに抑えたいなら、「テンキーなし」がおすすめです。それでもテンキーをつかいたいなら、別途サードパーティ製のテンキー単体を購入するという方法もありますよ。キーボードを持ち運びたい人にとっても、考慮する必要がある点かもしれません。

ちなみに、若干重さも変わっています。「テンキーなし」が約0.231kg。「テンキー付き」が約0.39kgだそうなので、約0.159kg違うことになります。つまり159g。文庫本1冊分くらいでしょうか。あまり気にする必要はなさそうです。

奥行きや高さは、それぞれ11.49cm、0.41〜1.09cmで共通です。

方向キー周辺が違う

f:id:gaku2n:20170609234636p:plain

(テンキーなし)

f:id:gaku2n:20170609234646p:plain

(テンキー付き)

キーボード右下の、方向キーのあたりに違いがみられます。「テンキーなし」ではメイン部に存在した方向キーが、「テンキーあり」では独立して、メイン部とテンキー部の間に移動しています。その分、上下のキーは大きくなっており、左右キーは下キーの左右に設置されています。また、「テンキーなし」で方向キーの隣にあったfnキーも、「テンキー付き」は、デリートキー右側に移動しています。

また、「テンキー付き」では、方向キーの代わりにcontrolキーとoptionキーが追加されています。

この違いはなんとも言えないところ。ホームポジションからあまり動かさずにfnキーや方向キーを押したい人にとっては、あまり良い変更とは言えないかもしれません。逆に、右手でcontrolやoptionを押したかったんだ、という人にとってはいいのかも。

自分が利用することが多いボタンによって、好みが分かれそうですね。

「テンキー付き」はテンキー以外にもボタンが追加されている

f:id:gaku2n:20170609234729p:plain

(テンキー付き)

「テンキー付き」では、メイン部とテンキーの間に、キーが追加されています。前述した方向キーやfnキーのほかに、逆deleteキー(勝手にそう呼んでいます)や、Homeキー、Endキー、PageUpキー、PageDownキーっぽいものが並んでいます。詳しくは記述しませんが、ページの閲覧や文章の編集で地味に便利なボタンです。いっきにスクロールしたり、行頭や行末にカーソルを移動したりできます。

これらの昨日は「テンキーなし」でもショートカットで実現できるので、必須といえる機能ではありませんが、Windows等でこれらのキー使用に慣れている人は違和感なく使えて良いかもしれません。

また、ファンクションキーがF13〜F19まで計7つ追加されています。ゲームなどで、特定の機能をボタンに割り当てたい人にとっては便利に使えるかもしれません。

まとめ

というわけで、新しく発売されたMagic Keyboard(テンキー付き) – 日本語(JIS)と従来型を比較してみました。テンキー以外の違いも、日常的に使うキーボードとなると地味に効いてくるポイントです。

この記事が、自分にあったキーボード選びの参考に少しでもなれば幸いです。