こんにちは、がく(@syasya_cat)です。
デュアルモニタ(デュアルディスプレイ)、使ってますか?
デュアルと言わず、3つや4つつなげて、トリプルディスプレイやクアッドディスプレイにしてる人もいるかもしれませんね。
なんか、ディスプレイがいっぱい机の上においてあると、カッコイイよね。
わかる。わかる。
でもそれ、本来は効率を上げるために設置しているはずなのに、むしろ悪化する材料になってませんか?
そんな使い方してませんか?
今回はそんな話をします。
デュアルディスプレイは、なぜ有用なのか
なぜ人は、ディスプレイを2つも3つも繋げるのでしょうか。
カッコいいから?
それもあるかもしれませんが、違いますよね。
作業領域を広くして、いろんなソフトを同時に見たり、大きな画面で作業するため、ですよね。
「デスクトップ」のその名の通り、大きな机を使うようなものです。
例えば、ブラウザで調べものをしながらブログを書いたり。
学習サイトをみながら、プログラミングを勉強したり。
プログラマーの方なら、リファレンスや仕様書、実装するデザインをみながらコーディング、なんてこともあるでしょう。
ノートPCなんかだと特に顕著ですが、小さい画面で複数の画面を開いて作業するのはストレスですよね。
それぞれの画面が小さくなったり、表示する情報量が少なかったりして、いちいち操作しないと見られない。
これを一挙解決できるのが、デュアルディスプレイです。素晴らしいですね。
つまるところ、何かを見ながら書いたり編集したりするのにめちゃくちゃ有用なわけですが、そこのあなた。それをいいことに、
余計なもの、見てないですか?
隙間があると、埋めたくなる
人間、隙間があるとそこに何かを埋めたくなるものです。
部屋にすき間があったら、たなを置く。
図鑑が埋まっていなかったら、ポケモンを捕まえる。
デスクトップの画像が見えていたら、YoutubeやTwitter、Facebook、Google Analyticsおとりあえずおいておく
…
…
…
それやっちゃダメ!
作業効率上げるためにおいてるのに、集中を削ぐものをおいちゃダメですよ。意味ないどころか、かえって効率悪いです。
冷静に考えてみればわかりますよね。
余計なもの置いちゃうくらいなら、デュアルディスプレイ、やめたほうが良いですよ。
だらだら作業したいなら別ですが、ガッと仕事やって、ガッと動画とか楽しんだほうが、きっともっと楽しいですよ。
でも、デュアルディスプレイ…という人に
デュアルディスプレイをディスったみたいになってますが、かくゆう私もデュアルディスプレイ使いです。
ただ、ちょっと使い方に工夫してます。以下のような感じ。
- 基本的に、サブディスプレイは電源オフ。
- できるだけ、メインのディスプレイだけで作業を行う。
- どうしても必要なときだけ、電源オンに。
シンプルですね。要するに、必要なときだけつける、ってことです。
もっと言えば、メインディスプレイだけでできるだけ作業を済ませるために工夫していることが主に2つあります。
- 仮想デスクトップを使う
- ショートカットでウィンドウの大きさを即変更できるソフト(マグネットなど)を使う
仮想デスクトップというのは、デスクトップ(ソフト画面の置き場所)を複数用意して、それを切り替えられる機能です。
現在は、WindowsでもMacでも標準で利用することができます。
長くなってしまうので詳しい説明は割愛しますが、これを使うと複数のウィンドウを見るのがめちゃくちゃ楽になります。
Windowsはこちらのきじ
Macならこちらなんかが参考になるんじゃないでしょうかね。
ちなみにわたしの場合は、5つの仮想デスクトップを用意していて、
- カレンダー
- メインの作業場所(ブラウザやXcodeなど)
- ターミナル、Trello、などたまに見たいやつ
- 音楽プレイヤー(iTunes、Spotify)
- Windows(Parallels)
色々と試行錯誤した結果、こんな感じになっています。
ちなみに、純正のApple純正のメモアプリや、Finder(Windowsでいうエクスプローラー)はどのウィンドウでも同じものが表示されるようにしています。
基本は2のメインデスクトップで作業をして、「ちょっとあれ見たいな」と思ったときに、別の画面に切り替えるイメージですね。
もう1つの工夫である、「Magnet(マグネット)」というソフトをご紹介しましょう。
これは何ができるのかというと、ウィンドウの大きさをショートカットですぐに変えられるソフトです。
例えば、画面半分右側、とか。左側、とか、3分の1や全画面、右上に4分の1で表示、なんてことが一瞬できるんですね。
有料ソフトですが、めっちゃ便利ですよ。おすすめです。
わたしは几帳面(神経質ともいう)なので、ウィンドウをきっちり合わせたい人なので、なおのこと重宝してます。
前は別のソフト(BetterTouchTool)などを利用していたのですが、これがシンプルで良いです。
まとめ
惰性でデュアルディスプレイを使っている人、いますぐやめましょう。
そんな話でした。
道具にとらわれて、本質的なものを見失ってしまうというのは良くある話なので、注意していきましょう。
カッコいいけどね、マルチディスプレイ。
ディスプレイといえば、最近はウルトラワイドディスプレイなるものが少しずつ浸透してきていますね。
新しい環境整えるなら、これ一台で済ませる、というのもオススメですよ。